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17 Jun
キャバ嬢のススメ

突然ですが、私は「女性なら一度はキャバクラやスナックなどの夜のお店で働いた方がいいと思う」派です。


実をいうと、私自身に勤務経験があって(時期や詳細は省きます)、そこで得たものがとてもタメになったからなのです。ただ、個人の意見なので、それはご了承のうえでお聞きください。


理由1 「自分の魅せ方」を磨ける



勤務する店によりますが、ヘアメイクを自分でする必要があるからです。普段オフィスメイクをしている方は、それよりもきらびやかに、しかし、派手にならないように仕上げる必要があります。


そのためには、自分の顔の構造を知らなければなりませんよね。そこから、自分に似合う色・質感のアイテムを厳選できる目が肥えていきます。


衣装・小物もそうです。自分の体型や特徴に合わせたものを選んでいくようになるので「服なんて着られればなんでもよい」という人は、だんだんセンスが身について行くと思います。


実際に働き出したとき、とんでもなく高いピンヒールを履く理由を「身長が低くて脚が短く見えてしまうので、ヒールでバランスを取る」と教えてくれたお姉さまがいました。


そこから「あぁ、仕事だから着飾り方を覚えるのか」と妙に納得した思い出があります。露出の高いドレスも、自分の武器になる部位を強調して見せているわけです。


理由2 「話術」を磨ける

夜のお店で一番大切なのが「会話」です。でも、ただ話せばいいというわけではありません。


経営者が接待などで来店するようなパターンの場合は、ただ酔っ払ってハイテンションで一方的に話す、ということをすると嫌われます。初対面で呼び捨て、なんていうのはNGだと思ったほうがいいです。


どんな話題が好きで、一番気分良く話してもらえるのか。逆にどんな話題がNGなのか。さらにいうと、自分が話せる範囲の話題はどこまでなのか。


事前情報がほとんどない中で、決められた時間内に満足してもらえるように探り出す必要があるので、会話に対しての「センス」を鍛えることができます。


理由3 「他人を見る目」を磨ける

2番目と関連してきますが、その人が好きなこと・嫌いなことを探り出して「おもてなし」するだけでなく「関係性を築いていいか」までも見る必要があります。


指名制ならなおのこと、個人的に連絡先を交換して、普段から上手にやりとりをし、定期的に来店してもらう必要があります(指名制でなくても、たいていは「個人」にお客さんがついてくれれば、なにかしらの利益になります)。


大人の遊びとして楽しめない、距離感を間違ってしまうようなお客さんにあたってしまえば、最悪の場合は警察沙汰になるでしょう。


そこまでいかずとも、普段相手をするのに消耗してしまうので、結構重労働になります。

短時間で他人を見極め、人間関係を築く。そうした「他人を見る目」は、どこの世界でも通じるのではないでしょうか。



以上が、夜職をすすめる理由です。もちろん、働くお店選びを間違えるとひどい目にあうので、慣れていない人は、きちんと「体験入店」をするべきです。よっぽどひどいお店は、評判になりますから何かしら教えてもらえるはずです。


職業への偏見とか、差別は、実際に働いてみるといい意味でぶち壊されると思います。


接客が苦痛でない方、おうちでゆっくり過ごすのもいいですが、事情が許すなら身になる経験をしてみませんか?

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